税務課市民税係で、課税に関する事務や適正な課税を管理するための調査を行っています。
市民税係は毎年6月に決定する当初課税に向けて、1月~6月頃の半年間が最大の繁忙期となっています。
課税が確定した後は、変更への対応と課税内容の調査が主な仕事となり、それが終わるころにまた次の年の当初課税の準備が始まる、というようなサイクルです。窓口部署ですので、市民の皆さんからの問合わせへの対応も毎日の業務の一つです。
市役所での勤務は数年単位で部署異動があるのが特徴の1つです。
私は税務課で初めて異動を経験しました。入庁直後は福祉部署に在籍していました。福祉と税では業務内容も仕事の形態も全く違いますし、覚えることも多くて1年目に逆戻りしたような気分でした。
慣れるまではしんどいですが、いつまでも新鮮な気持ちで仕事に取り組むことができます。また、前部署での経験が生きることもあり、市役所内での仕事のつながりが見えてきます。
前の話と重なりますが、私は市役所の仕事の魅力は異動があることだと思っています。市役所という一つの組織にいながら、さまざまな分野の仕事に関わることができますし、部署によって異なる年代や職業の人から話を聞くことができます。どの部署でも生活につながる仕事が多いですので、各部署での経験が仕事の上でも日常生活でも、自分や周りの人を助ける力になっていくと思います。
市役所の仕事は事務的で書類仕事が多いようなイメージがあるかと思いますが、部署によっては外出の方が多いところもありますし、本当に多様な世界を経験できる仕事だと思います。職員にも専門職の方や多彩な前職歴のある方などがいますので、どんな方でも市役所の仕事が「畑違い」ということはないと思います。転職の人はもちろん、新卒の人も部活やアルバイトなど、これまでに自分がしてきたことは必ずどこかで生かすことができると思いますので、ぜひ一緒に頑張りましょう!
※記事の内容は当時のものです