2021年3月30日にグランドオープンした道の駅なみえ。オープンしてまだ間もない施設ですが、浪江町の町民だけではなく近隣の市町村からも多くの人が来て賑わいをみせる「道の駅なみえ」を特集します。
震災にあった町の復興のシンボルとして、人々の憩いの場・暮らしを支える場として、食事や買い物、遊びはもちろん、ちょっと一息休憩、陶芸教室や酒造りなど体験、大会議場でビジネスの会議まで、さまざまな用途で多くの人が利用する施設となっています。
なみえ焼きそばという言葉は多くの方が一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
「B級グルメグランプリ2013」にて第一位を獲得した、なみえ焼きそばの発祥の地がここ浪江町です。
道の駅の中にあるフードテラス「かなで」ではアツアツ出来たてのなみえ焼そばが食べられます。
その他にもなみえ焼きそばを使用したグルメとして、まちのパン屋「ほのか」ではここでしか味わえないなみえ焼そばパン、「ふくしまフルーツラボ」のなみえ焼きそばソフトクリームなどがあり、ご当地ならではの品揃えとなっています。
また、浪江町にある請戸漁港で水揚げされる新鮮なしらすを好きなだけ丼ぶりに乗せられる盛り放題釜揚げしらす丼をはじめ、新鮮な魚介類を贅沢に使用した海鮮丼やフライ定食などメニューも豊富に取り揃えています。
道の駅の楽しみなことと言えば、新鮮な地元野菜が購入出来その場で食べられること、地元でしか売られていないお土産を買うことが観光客や地元客の楽しみの一つかと思いますが、ここ道の駅なみえでも町内の農家が愛情込めて生産した野菜から道の駅なみえオリジナルのお土産まで幅広く取り揃えています。
特に近年浪江町が力を入れている玉ねぎの品種「浜の輝」を使用した商品は人気となっています。ここ道の駅でしか売られていない商品も多数ありますので立ち寄った際には是非お試しください。
また、震災以降町内に文房具屋さんがなくなってしまい子どもたちが学校で使用する文房具等を購入することが出来なくなってしまったことを役場の担当者が想い、道の駅への初出店となる無印良品の誘致を成功させました。ここでは町内外の学生をはじめ主婦など多くの方が文房具や日用雑貨を購入できるお店として重宝されています。
その他、道の駅では珍しく酒蔵が館内に併設されていることも特徴の一つです。こちらの酒蔵はガラス張りになっており館内から酒造りを見学出来ます。
出来立て搾りたてのお酒を試飲することも出来、観光客に大人気となっています。
この酒蔵の隣には、大堀相馬焼の釜もあり、こちらでは陶芸体験教室が開催されたり、実際に展示されている焼物を購入することも出来ます。
大堀相馬焼の特徴の一つに、「走り駒」が手書きで描かれています。これは別名「左馬」と呼ばれ、旧相馬藩の「御神馬」が描かれており縁起が良いとされています。浪江町役場の壁面にもこの「走り駒」が大きく描かれています。
道の駅なみえには、数多くの「ももいろクローバーZ」とのコラボ商品があります。大堀相馬焼で作られたメンバーお猪口や、コラボ酒、コラボクッキーなどここでしか買えないお土産として大人気となっています。
なぜ「ももいろクローバーZ」が浪江町で定期的にライブを開催し、多数の商品コラボまで販売しているのかは<こちらの記事>をご覧ください。
道の駅に隣接されているポケモンのキャラクター“ラッキー”をモチーフにした遊具が多数設置された「ラッキー公園 in なみえまち」があります。
福島県内4市町村にあるうちの一つが浪江町にあります。地元の子供たちはもちろん、観光客やポケモンファンが全国から遊びにやってくる人気スポットになっています。
ラッキー、ピィ、ププリン、ベロリンガ、ピンプクの遊具が可愛い。
今回の浪江町も含まれる双葉郡(浪江町/双葉町/大熊町/楢葉町/広野町/川内村/葛尾村)の8つの町村の観光スポットを紹介する『ふたば周遊キックオフカード』が町内に設置されています。各町村の様々な観光情報が記載されているだけではなく、お得な特典が盛り沢山となっていますので好きなカードを自由に持ち帰り旅の参考にしてみて欲しいです。今回の道の駅なみえでもお得な特典が利用できますので、立ち寄る前にも是非このキックオフカードをゲットしてみてください。
【営業時間】10:00~19:00
【電話番号】0240-23-7121
【住所】福島県双葉郡浪江町幾世橋字知命寺60
【駐車場】125台
【アクセス】常磐自動車道 浪江ICから車で約10分/JR常磐線 浪江駅から徒歩約15分
【公式サイト】https://michinoeki-namie.jp
【公式Twitter】https://twitter.com/michi_namie
【公式Instagram】https://www.instagram.com/michinoeki.namie